新日本プロレスの元IWGPヘビー級王者ケニー・オメガと現IWGP・USヘビー級王者ウィル・オスプレイの「夢対決」が、AEWのマットで実現した。
新設された「AEW6人タッグ王座」のトーナメント準決勝で、オメガ率いる「エリート」(マット、ニックのジャクソン兄弟)とオスプレイ率いる「ユナイテッド・エンパイア」(マーク・デイビス、カイル・フレッチャー)が激突。エリートが決勝(4日、オールアウト大会)進出を決めたが、2人が渾身(こんしん)の一騎打ちを演じる場面もあり、米国のファンは大熱狂だった。
オメガは先月中旬のダイナマイト大会で、肩や膝の手術を行った長期離脱から、約9カ月ぶりに復帰を果たした。試合中、オスプレイにシャツをはぎ取られると、まだ肩や腰に包帯を巻いていることが明らかになった。それでも、お互いに必殺技を惜しみなく投下。最後はフレッチャーに、首を固めて頭からマットにたたきつける決め技「片翼の天使」をさく裂。オスプレイが悔しそうに見つめる前で、3カウントを奪取した。
両者は新日本時代から挑発を繰り返し、オスプレイはたびたびオメガの必殺ムーブを使用するなど意識してきた。近年は、SNSなどで舌戦を繰り広げてきた。新日本では巡り合うことが少なく「夢」と期待されていたカードは、AEWのマットでついに実現。オメガの先勝となった。

