元プロレスラー天龍源一郎(72)が92年に設立したWARゆかりのメンバーたちが「天龍プロジェクト」のマットに終結し、頸髄(けいずい)損傷で入院中の大将へ思いを届けた。

この日のセミファイナルで、WARでデビューした石井智宏(46=新日本)がジュニアエースとして活躍したウルティモ・ドラゴン(55=ドラゴンゲート)と組み、同団体デビューの望月成晃(52=同)、営業業務を務めたドン・フジイ(52=同)組と対戦した。WAR経験もあるレッドシューズ海野(55=新日本)が同団体のポロシャツを身にまとい、特別レフェリーを務めた。

試合は激しい肉弾戦となった。序盤は押され気味だった石井だったが、フジイにラリアットをたたきこんで逆転。最後はウルティモが、フジイをラ・マヒストラルで丸め込んで3カウントを奪った。

試合後は、敵味方なしに握手を交わして健闘をたたえあった。そして、海野レフェリーが今年6月に死去した天龍夫人の嶋田まき代さんの遺影を携えて再登場すると、4人で勝ち名乗りを受けていた。

師匠の天龍は、大会前のビデオメッセージに登場。「この大会は亡くなった嶋田まき代が一番期待していた選手、仲間たちと作り上げた大会。あっちから喜んでいると思う」と思いを込めていた。

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