猪木さんが72年に設立した新日本プロレスで現役のトップレスラーとして活躍するオカダ・カズチカ(35)が、孫の猪木ナオト(尚登)さんとともに代名詞のかけ声「1、2、3、ダァーッ!」でお別れの会を締めくくった。オカダは、囲み取材に応じ「様になってきたかな」と笑顔で振り返った。

オカダは「たくさん試合をしている会場で『炎のファイター』が流れると悔しさがこみ上げてくる」と、会場で試合を見てもらえなかった後悔を示しながらも、「でも、そんなにいつまでもくよくよしている場合ではない」ときっぱり。「糧にしてプロレス界を盛り上げていかないといけないと改めて思いましたし、猪木さんが新日本プロレスを作ってくれたから今のプロレス界があると思いますので、もっともっと大きなプロレス界になっていければと思います」と誓った。

1月4日の追悼大会(東京ドーム)に続き、猪木さんが数々の名勝負を演じた両国で、今年2度目の「ダァーッ!」を叫んだ。「お別れの会でやらないわけにはいかない。ある意味、終わらせられない。猪木さんが築いてきたものですし、風化させられないというか、まだまだ皆さんに(届けたい)。誰でもやりやすいし、気合を入れるときとか、一致団結するときとかにできると思うので。忘れることはないかもしれない。余計なお世話と言われるかもしれないが、しっかりとまたやらせていただいたんで。猪木さんにもしっかり『オカダ、様になってきたな』と言ってもらえるんじゃないかと思います」と話した。