「CHAOS」の石井智宏が、NEVER無差別級6人タッグ王座戦(5月3日、福岡)の出場に、後ろ向きな姿勢を示した。
NEVER-は、同じ「CHAOS」のオカダ・カズチカが「X」「XX」と、王者の成田蓮&エル・デスペラード&鈴木みのるに挑戦する。前日のワシントンDC大会で、デスペラードは、石井とスペシャルシングルマッチで激突。敗れたデスペラードは、試合後、石井に「NEVER6人…。出てきてもらいませんか」と“ラブコール”していた。
ただ、オカダが「X」に「本隊」の棚橋弘至を指名したことで、石井の思いは複雑なものとなった。「デスペラード。何か俺にNEVER6入って欲しいらしいな。だけど、昨日オカダが棚橋を指名した時点で、それはなしだ。俺はな、本隊とは組みたくねーんだよ」と、ぶっきらぼうに言うしかなかった。
ドラマは、一筋縄でいかない。棚橋は、そのワシントンDC大会で、肋骨(ろっこつ)を骨折。この日のフィラデルフィア大会を欠場した。石井は「このまま棚橋の欠場が長引けば、お前の望み通り、俺が立候補してやるよ。だけど、このまま棚橋が行くなら答えはノーだ」とデスペラードへ向かって、その気がない訳ではないことを告げた。
そして男・石井は続けた。「次のシリーズ、何回も俺と当たんだろ? だったらよ、そこ俺に勝ち狙ってこいよ。昨日した悔しい思い、情けねー思い、怒りを俺にブツけてこいよ。タイトルマッチじゃなくてもな、いくらでもチャンスがあんだ、なあ? 俺に本気で勝ちてーって思ってんだったらな、いつだろうが、どこでだとか、そんなもんは関係ねーんだよ。オメーが勝つまでトコトン付き合ってくれっつーんだろ? オイ、その答えはな、イエスだ。トコトンやってやるよ。オメーのな、気持ちが折れるまでな、トコトンやってやるから、そのつもりでいろ」。本隊とは組めない、一方でデスペラードの思いはうれしい。桜が散った4月。「5・3福岡」は、もうすぐそこ。2人の“恋路”は、どんな春を迎えるのか-。

