プリンセス・オブ・プリンセス王者の瑞希が、7月大田区大会で3度目防衛戦の相手となる伊藤麻希と前哨戦を行い、貫禄の勝利を収めた。荒井優希とタッグを組み、伊藤、上福ゆき組と対戦。タイトル戦を意識した攻防の中、伊藤の猛攻を受けるも、初コンビとなる荒井との好連係が光り、最後は上福にダイビング・フットスタンプで3カウントを奪った。

8日に、長くタッグを組んだ盟友・坂崎ユカの卒業が発表された。現在、その坂崎は米国遠征中。「悲しんでいる場合じゃない。私がしっかりしないと、ユカッチも安心して卒業ロードを走れないと思う」と団体を引っ張る覚悟を見せる。さらにインターナショナル・プリンセス王者の辰巳リカが体調不良で欠場となり、今大会唯一のベルト保持者として「しっかりしなきゃいけない」と気を吐いた。

防衛戦の相手、伊藤は翌週から約1カ月、米国修行に向かう。強くなって帰ってきても、王者を譲るつもりはない。苦労の末に頂点に立ち、防衛を重ねてようやく“瑞希色”に染まってきた白いベルト。覚悟を見せる挑戦者に、渡米前に強さを見せつけた。「歴代のチャンピオンみたいになる」と目標を掲げており、簡単に手放すわけにはいかない。

5日には、米国から参戦してきた188センチの“摩天楼”ソーヤー・レックを激闘の末に退けた。「ワクワクする防衛ロード」はまだ始まったばかり。6・11後楽園ホール大会ではプリンセスタッグの防衛戦も控える。「今、すごい頑張り時」。坂崎、伊藤のいない1カ月間も気を抜くことなく、自らもさらに強くなる。