新日本プロレスが8月27日、英ロンドンのウェンブリースタジアムで開催されるAEW(オール・エリート・レスリング)のビッグイベント、オール・イン大会に選手を派遣する可能性が出てきた。12日(日本時間13日)、ロイター通信が報じたもので、取材に応じた新日本の大張高己社長(48)が明かした。AEWから選手派遣のオファーがあれば検討するという。

大張社長はWWEとUFCがエンデバー・グループによって合併することを意識しつつ「提携は新日本にとってもAEWにとっても世界的な展開という点で非常に双方にとって有益だ」と解説した。新日本ではコロナ禍で海外収益の比率が14%に倍増し、米国、英国、その他の海外市場での興行、マーチャンダイジングを強化中。今後3年間でさらにその2倍になると見込んでいる。6月25日、カナダ・トロントで計画しているAEWとの合同興行Fobidden Door(禁断の扉)2大会も、世界戦略の一環としてとらえている。

AEWのトニー・カーン社長によると、オール・イン大会チケットは既に6万5000枚が販売されている。カーン社長は「新日本プロレスのトップスターがイベントに参加すれば、AEWにとって大きな利益になるだろう。(WWEとUFCの合併発表で)AEWと新日本プロレスの提携はこれまで以上に不可欠なものになると信じている」と大張社長の考えと一致していた。