全日本プロレスなど日米マットで活躍したプロレスラーで「テキサスの荒馬」と呼ばれたテリー・ファンクさんが死去した。23日(日本時間24日)、米プロレス団体WWEが発表した。79歳だった。死因は明らかにされていないが、16年にヘルニアの手術を受けた後から体調が悪化。21年には認知症の治療を続けていると複数の米専門メディアが報じていた。

09年に兄ドリー・ファンクJr.とともにWWE殿堂入りを果たした際、ファンクさんは「私を孤独な草原に埋めないでください。プロレスのリングに乗って天国に行きたい」と最後まで現役レスラーとしてのこだわりを示していた。14年のWWE殿堂入り式典では、同年に殿堂入りしたライバルのアブドーラ・ザ・ブッチャーを紹介するインダクター(プレゼンター)役を務めるなど元気な姿をみせていたが、16年にヘルニアの手術を受けて以降、体調不良が続いていた。さらに18年に幼なじみの妻のヴィッキー夫人が他界したことで、旅行や友人との交流が難しくなり、晩年は精神的にも辛い生活を送っていた。

20代から50代までプロレスラーとして戦い、60代になってもリングに姿をみせてきた。90年代には米マットで流血をいとわないハードコア路線でも活躍するなど「生涯現役」を体現するレスラーだった。WWEは死去発表の中で「粘り強さ、ハート、長く戦った姿勢に世界中のファンや仲間は尊敬した。リングの中でもっともタフなレスラーの1人として記憶されるだろう。WWEから全日本プロレス、WCW、ECWまで、ファンクさんは最強レフラーたちと互角に戦えることを証明し、限界を超えてきた」などと、その功績を称えていた。

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