プロボクシングの第80回東日本新人王決定戦が3日、東京・後楽園ホールで行われる。2日、都内の日本ボクシングコミッションで前日計量が行われ、ミドル級に出場する3児の父マッチョパパ一基(34=協栄)は72・5キロのリミットでパス。親子2代での全日本新人王を目指す注目の赤井英五郎(29=帝拳)とのリベンジマッチに「ボクサーになった姿を見せたい」と、試合が待ち遠しそうだった。
昨年7月のデビュー戦で赤井と対戦したが、2回に右アッパー一発でキャンバスに大の字になった。あの惨敗から1年4カ月でめぐってきた再戦。「赤井選手には感謝しかない。デビュー戦でボカスカにやられてボクシングの面白さを知った。次の年にお互い決勝まで勝ち上がってリベンジできる機会がきたので、本当にワクワクしています」と笑顔で話した。
昨年までは筋骨隆々の肉体を武器に、力任せに殴りにいくスタイルで、スタミナもなかったが、この1年で1日10~15キロのロードワークでスタミナもつき、試合中やスパーリング中でもセコンドの声も冷静に聞けるようになったという。「すべての出力を出さなくても動けるようになった。何となく慣れてきた」と成長を実感していた。
9月20日に次女が誕生し、3児の父になった。3日の試合には次女を親に預けて、妻も長男(6)と長女(2)を連れて応援にくるという。「上の2人の子どもも自分がボクシングをやっていることは知っています。今回の試合は手数を出して、攻めるところは攻め、足を使うところは使う。ボクサーになった姿を見せたい」と意気込んだ。【首藤正徳】

