プロボクシング日本フライ級タイトルマッチ10回戦は4日、東京・後楽園ホールで開催される。同級王者飯村樹輝弥(25=角海老宝石)、挑戦者となる同級12位村上勝也(29=名古屋大橋)は3日、東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に出席。村上が100グラム少ない50・7キロでパスしたのに対し、飯村は300グラム少ない50・5キロでクリアした。

今年7月、永田丈晶(協栄)を判定で下して王座獲得に成功して以来、約4カ月ぶりのリングとなる飯村は「圧倒的な自分のボクシングをみせて勝つ。勝ち方にもこだわってやっていきたい」と気合を入れ直した。プロ5戦目で日本王座を獲得した月となる7月23日、大学時代から交際し、試合セコンドに入っていた元アマボクサーの山下真成美さんと結婚。さらに新たに佐藤直樹トレーナーとタッグを組んで臨む初めてのリングとなる。

この日の前日計量も真成美夫人の付き添いで登場した飯村は「ボクシングへののめり方も違うし、本気で話し合える関係です。(佐藤トレーナーとのコンビで)個を高められていると思う。新しい刺激です。明日の試合にワクワクしている」と声をはずませた。

一方、後楽園ホールでの初試合、そしてタイトル初挑戦となる村上は「挑戦者らしいボクシングしていこうと思う。あとは楽しんでやろうと思う」と自然体を貫いた。王座挑戦に備え、大阪の六島ジム、東京の帝拳ジム、三迫ジムに出げいこし、飯村対策を練ってきた。所属ジム初の日本王者誕生という期待もかかる。飯村の持つ日本ベルトを見た村上は「日本王座のベルトは格好いい。テンションが上がりました。チャンスをつかんでいければ」と静かに燃えていた。