プロボクシングWBA世界スーパーフライ級王者井岡一翔(34=志成)が31日、東京・大田区総合体育館で同級6位ホスベル・ペレス(28=ベネズエラ)との初防衛戦に臨む。井岡-ペレス戦を無料生中継するABEMAのボクシング公式ユーチューブチャンネルでは、大みそかのRIZIN45大会(さいたまスーパーアリーナ)で平本蓮と対戦するYA-MANが「勝手に師匠だと思っている」という井岡に向け、熱い思いを語った動画が配信中だ。

井岡所属の志成ボクシングジムで打撃練習を続けているYA-MANは「やっぱ井岡さんがいるっていうのが1番大きい。格闘家で1番リスペクトしているのは井岡さんです」と尊敬している気持ちを明かした。

「井岡さんの試合を見て格闘技の概念が変わった」。20年大みそかの田中恒成(畑中)とのWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチに臨んだ井岡のスタイル、戦略に魅了されたという。「身体的な要素はすべて田中選手が勝っていたと思う。でも最初(パンチを)もらっていたけれど、最終的には井岡さんが圧倒して勝ったので。そこで感じたのは格闘技は頭のスポーツなんだなと、格闘技に対する向き合い方が変わって勝てるようになった」というエピソードを明かした上で「勝手に師匠だと思っている」と言い切った。

「今の格闘技界で言ったら神様みたいな人。井岡さんに言うのはおこがましい」と前置きした上で、YA-MANは井岡の強さについて「年齢とともに運動能力は落ちる。特に瞬発のスポーツなので。ピークは20歳代だと思うが、井岡さんは瞬発力を凌駕する思考力がある。そこがすごいところではないですかね。コンピューターです」と解説。31日のペレス戦に臨む井岡に向け「KOが見たいです。相手の手の内をすべて読み尽くした後でのKO勝利。“もうなすすべなし”みたいな、そういう試合を見たいですね」と期待を寄せた。

そして、同じ大みそかに平本戦を控える自らは「徹底的にやるしかない。俺、本気でぶちギレています」と気合を入れていた。