ボクシング元WBC世界ライトフライ級王者の矢吹正道(31=緑)が30日、名古屋市内で年内の練習を打ち上げた。

弟のWBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級王者力石政法(29=緑)らと同市内の大高緑地公園で1・3キロダッシュ5本に加え、100メートルの坂道ダッシュ5本とハードトレーニングを課して、23年を締めくくった。

矢吹はIBF世界同級次期挑戦者決定戦に勝利し、世界王座返り咲きに近づきながら、今年5月の練習中に左アキレス腱(けん)断裂の重傷を負った。一時は引退も考えたどん底から再起を目指すと決めた。

復帰戦は相手未定ながら来年3月中旬に愛知県内で実施の方向で決まりかけている。矢吹は「いろいろあった今年ですが、いい汗をかいて終えることができた。悪い流れは吹き飛ばして、新しい年に向かいたいです」と力強く話した。