今年の大みそかにさいたまスーパーアリーナで開催される「RIZIN45」(ABEMAで全試合生中継)で、リオ五輪レスリング銀メダリストの太田忍と対戦する芦澤竜誠(28)がMMAデビュー戦に向けた意気込みを語った。

ABEMA格闘チャンネル公式YouTubeは30日午後9時、芦澤とテレビディレクター・マッコイ斉藤氏が出演するオリジナル番組「芦澤竜誠と行くぶらり喧嘩旅中華街編」を公開。芦澤は番組内で「格闘家のケンカをする。今持っている技を磨いて、研いで・・・相手を“斬る”」と宣言した。

29日に都内で開催されたRIZIN出場選手の記者会見、そして30日の公開計量には、頭からすっぽりと覆面をかぶった芦澤(らしき人物)が登場。29日の会見では言葉数は少なく、最後はメディアに向かって「うるせえな、てめえら。だからマスコミのヤツら嫌いなんだよ。殴っちゃうぞ、てめえら」などとどなり、「終わり」と一方的に会見を打ち切って出て行ってしまった。

謎の覆面男が芦澤かどうかは「声が似ている」としか言いようがなかったが、仮に覆面男が芦澤本人であるのなら、あのピリピリムードの理由もこの動画を見れば分かるようになっている。

番組中の芦澤は横浜中華街を練り歩き、高級料理などに舌鼓を打ちながら試合への意気込みを語った。マッコイ氏が芦澤に改めて対戦相手の太田の印象を聞くと「世界で戦っていた時点すごいし、リスペクトだよね。オリンピックでメダルを獲ってるからやっぱりすごいけど、今回はケンカだから。ケンカならオレの方がスキルが高い」と話した。

芦澤は続けてフカヒレスープを味わいながら「オレはいま沈黙の時なんだよね。SNSもやってねえだろ、あんまりしゃべりたくないんだよね。大みそか、みんなが見ているところでぶちのめす、それが格闘家」と自身が臨戦体制に入っていることを説明した。それが29日の態度にも表れていたもようだ。

また芦澤は「MMA初戦でオリンピック選手にどうかますか。そこでおもちゃにされるならそれまでだし、ここでどんだけかませるか、人生の中で大一番だよ。太田忍が試合をしてくれて本当に感謝してる。でもオレは格闘家だから愛を持ってボコボコにさせてもらう」と並々ならぬ覚悟を口にした。

その後もマッコイ氏との格闘談義は尽きず、話題は最近の格闘技界にも及んだ。格闘技界を代表し、マルチに活躍する朝倉未来について、芦澤は「寡黙に格闘技を続けていたらUFCにも行けたと思う」と話し、それに対しマッコイ氏は「何かを得るには何かを捨てなきゃいけないってことだな」とリアクション。芦澤も「その通り。何か捨てられないやつはみっともない。世間は朝倉未来と芦澤竜誠どっちがかっこいいかって聞かれたら100%朝倉未来だと思うんだよ。でもオレはどうでもいい。もっと上にいけると思ってるから」と熱い眼差しで語った。 マッコイ氏は芦澤を「研ぎ澄まされている」と一言で表現。芦澤は「今回のテーマは『斬る』。MMA初挑戦だから新しいことをやるんじゃなくて、今持っている技を磨いて、研ぐ」と好きな日本刀に例えて自分を表現していた。この全編はABEMA格闘チャンネル公式YouTubeで。