プロボクシングWBOアジア・パシフィック・ライト級王者保田克也(31=大橋)がタイトル戦自身初のKO撃破を意識し、2度目防衛戦のリングに立つ。

9日、東京・後楽園ホールで所属ジム興行フェニックスバトル108大会(日刊スポーツ新聞社後援)が開催される。メインイベントに登場する保田は、同級11位佐伯瑠壱斗(25=岐阜ヨコゼキ)とのV2戦を控える。8日に東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に臨み、60・8キロでパスした佐伯に対し、61・1キロでクリアした。

昨年6月の同級王座決定戦で勝利した頃から、担当の鈴木康弘トレーナー(36)とKOで仕留める意識を高めてトレーニングを積んできた。もともとはアマチュアで培った足を使ったアウトボクシングのスタイルだったが「プロボクシングはKOと言われ、実際そうだなと。プレスをかけていき、相手を疲弊させて倒すボクシングという方向で練習を積んできたし、形になってきた」と手応え。同王座獲得、初防衛戦と判定勝利が続ているだけに「一発、効かせたら。しっかりたたむ。それを意識して戦いたい」と3試合ぶりのKO勝ちを強く意識した。

ついに世界ランキングも果たした。現在、WBO13位に入っており「ランク入りを知った日からさらに気持ちが入りました」と声をはずませた。今年は所属ジムが主催する「アジア最強ライト級トーナメント」(優勝賞金500万円)にも参戦する可能性がある。勝負となる24年に向け「僕は年齢的には先は長くないので、やはり1番大切なのは世界に挑戦すること。そこに向かう近道、一直線に行きたい。そういう意味でも明日は落とせない試合になる。勝って次につなげたいと思う」と気合を入れ直していた。