メインイベントでロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(=LIJ、内藤哲也、鷹木信悟、辻陽太、高橋ヒロム、BUSHI)とジャスト5ガイズ(=J5G、SANADA、タイチ、上村優也、DOUKI、TAKAみちのく)が勝ち抜き戦を行った。

2月24日の札幌大会でIWGP世界ヘビー級王座戦を戦う王者LIJ内藤、挑戦者J5G・SANADAの両リーダーがいきなり先鋒(せんぽう)で対戦。場外大乱闘も含めた激しい戦いは10分で決着がつかず、引き分けで両者失格となった。

LIJは次鋒・鷹木信悟がJ5Gの次鋒・TAKAみちのくから裏STFでギブアップを奪って1人抜き。だが鷹木はJ5Gの中堅タイチと引き分けて両者失格となった。

LIJ中堅BUSHIとJ5G副将DOUKIの戦いは、DOUKIがホルヘ・リベラ・スペシャルでBUSHIからピンフォール勝ち。そのDOUKIとLIJ副将の高橋ヒロムが引き分けて、最終的に大将戦であるLIJ辻陽太対J5G上村優也の同期対決にゆだねられた。

前日4日の試合で上村に腕ひしぎ逆十字で敗れている辻は、逆エビ固めで上村の腰を徹底的に痛めつけ、最後は学生時代にプレーしたアメフト仕込みのジーンブラスター(スピアータックル)を見舞って、3カウントを奪取。LIJが勝利した。

辻は試合後、上村に向かって「このまま無意味な戦いを続けても何も生まれない。次の札幌は完全決着といこう。オレはこの髪をかけてやる」と2・24札幌大会での敗者髪切りマッチを要求。対する上村も「オレはお前の髪なんか興味ねえ。でも逃げる理由もねえ」と承諾した。

辻はそのままリング上で、なんとリーダー内藤へ向け宣戦布告。「新日本プロレスはこのままじゃいけない。オレはそう思ってんだ。オレはこのリングでやりたいことがたくさんある。ただ、それを実行するには内藤さん、アンタの持っているそのベルトが必要だ。すぐにとは言わない。まずは上村を倒して、正攻法で結果を残して、アンタの目の前に挑戦者として立ってやる。その時まで、ちゃんと防衛しといてくれよな」と求めた。

そして「オレがこのリングに帰ってきてから、時代はオレのものだ。新日本プロレスが上がるも下がるも、全てはオレ次第だ。あえてこの言葉を自分自身に投げかけたい。覚悟はいいか! 新日本プロレスの頂点をオレが取ってやるよ」と叫んだ。

その姿を軽く笑みを浮かべながら見ていた内藤は、バックステージで「それにしても上村、輝いて見えたよ。ジャスト5ガイズの中で一番輝いて見えたよ。でもそれ以上に輝いて見えたのが(辻)陽太だね。間違いなく陽太だよ。リング上で言ってたように、陽太もこのベルトを狙ってんだろ? オレから取りたいんだろ? いつかタイトルマッチで向かい合えるその日を、オレはすごく楽しみにしてるよ」と辻をたたえた。

続けて「何も反応しない、何も言葉に出さないSANADAなんかよりも、いつか訪れるであろう辻陽太どのタイトルマッチが、今からメチャメチャ楽しみだぜ。カブロン!」と話して控室に消えていった。