メインイベントで3冠ヘビー級王座戦が行われ、挑戦者・青柳優馬(28)が王者・安斉勇馬(25)を倒して2度目の戴冠を果たした。

青柳は安斉の必殺技ギムレットを何度も防ぎ、さらにジャンピングニー、バックドロップを決められてもはね返した。そして攻撃に転じると、最後はブレーンバスター→ロックスターバスター(片足を内側からクラッチして担ぎ上げ、垂直落下でマットに突き刺す変形フィッシャーマン・バスター)とつないでカバー。これを返されると26分41秒、ザ・フール(旋回式ロックスターバスター)で王者をマットにたたきつけて3カウントを奪った。

安斉は6度目の防衛に失敗した。

青柳が試合後のマイクで「みなさん、ご来場いただきありがとうございます。安斉もありがとう! あんなにすげえ男からとったんだ! オレの方がちょびっとぐらいすごいだろ! とったぞ! とったぞ!」と叫ぶと、選手会長の宮原健斗が登場。「素晴らしい試合でした。オレが言いたいことはプロレスファンなら予測できるよな。安斉勇馬から再びその3冠ベルトをひっぺがしてやろうと思ったけどな。まさか青柳優馬、お前がくるとはな。次、9月の1日、福岡でオレたちの3冠戦やらないか?」と直訴した。

青柳は「“ゆうま”違いで悪かったな。いいか、全日本プロレスといえば宮原健斗、そして青柳優馬だ! 新時代と呼ばれるやつらはめちゃくちゃすごいけど、オレたちもまだまだ捨てたもんじゃないぞ。9月1日、福岡というから地元出身の井上凌の挑戦でも受けてやろうかと思ったが、いいだろう宮原健斗、オレと勝負だ!」と3冠戦での対戦を了承した。

その後、宮原が立川のファンに「どちらを応援するんだ?」と呼びかけると、会場には「青柳コール」。宮原は「まあいい、プロレスファンの思いは立川では青柳優馬を推すらしいが、9月1日はオレの超地元、福岡だ。それだけ青柳優馬っていうんであれば、福岡に来いよ! あと1つ、青柳優馬の3冠のベルト姿は今日だけだからな。しっかり写真撮っておけよ。9月1日、オレたちの3冠戦、楽しみにしてるぞ」と言い残して去っていった。

 

〈この日、行われた王座戦全成績〉

▼3冠ヘビー級王座戦

○青柳優馬 26分41秒、ザ・フール→片エビ固め ×安斉勇馬

※第72代王者・安斉勇馬が6度目の防衛に失敗、青柳優馬が第73代王者となる。

▼世界タッグ王座戦

○斉藤ジュン&斉藤レイ 17分33秒、ジャックハマー→片エビ固め ×諏訪魔&鈴木秀樹

※第99代王者組・斉藤ブラザーズが3度目の防衛に成功。

▼アジアタッグ王座戦

MUSASHI&〇吉岡世起 16分48秒、ラ・マヒストラル ×田村男児&井上凌

※第124代王者組・MUSASHI&吉岡世起が2度目の防衛に成功。

▼GAORA TV王座戦

〇阿部史典 11分08秒、横入り式エビ固め ×立花誠吾

※第26代王者・阿部史典が初防衛に成功。