プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者の井上尚弥(31=大橋)が31日、横浜市内のホテルで次期防衛戦に向けた最後の記者会見に臨んだ。9月3日に東京・有明アリーナで元IBF世界同級王者で現WBO世界同級2位のTJ・ドヘニー(37=アイルランド)の挑戦を受ける。井上と契約を結ぶ米プロモート大手トップランク社のボブ・アラムCEO(92)も登壇。今後の井上の試合展開について言及した。

アラムCEOは「私の希望は年内に1度、日本で試合して、その先に米国で試合してもらいたい。(MLBドジャースの)大谷翔平選手には多くの日本人が観戦に来ている。井上選手の試合をラスベガスで行えれば、日本人のファンも来てくれるのではないかと思う」と説明。会場についても2万人収容のT-モバイルアリーナや1万7000人収容のMGMグランド・アリーナなど、過去にビッグマッチが開催された会場と話し合いを進めているという。

井上は20年10月にジェーソン・モロニー(オーストラリア)戦、21年6月にマイケル・ダスマリナス(フィリピン)戦と2戦連続で米ラスベガスでの防衛戦でKO勝利。コロナ禍のため、モロニー戦は無観客、ダスマリナス戦も観客が制限された中での「聖地」防衛戦となっていた。