12年ロンドン五輪ボクシング男子バンタム級銅メダルで元アジア2冠王者の清水聡(38=大橋)が約1年8カ月ぶりの再起を果たす。
3月25日に東京・後楽園ホールでWBC同級8位の阿部麗也(31=KG大和)と同級10回戦に臨むと20日、発表された。23年7月、五輪連覇で当時のWBO同級王者だったロベイシ・ラミレス(キューバ)に敗れて以来の再起戦となる。
世界初挑戦は調子を取り戻せないまま、5回TKOで敗れた。敗戦後、引退を示唆していたが、不完全燃焼の思いが募り、現役を続行していた。同日、都内で会見した清水は「正直、良い状態に持っていければ強い、良い動きができる。『たいしたことない』と言われ、それで終わりで良いのかと。このまま終わりたくない」と口調を強めた。なお興行メインで日本同級王者松本圭佑(25=大橋)が同級1位大久祐哉(28=金子)との5度目防衛戦に臨むと発表された。
◆清水聡(しみず・さとし)1986年(昭61)3月13日生まれ、岡山・総社市出身。中学3年で地元ジムに通い、駒大で国体など3度全国V。自衛隊に入り、12年ロンドン五輪バンタム級で銅メダルを獲得。ミキハウスに入社し、16年リオデジャネイロ五輪を目指すも選考会で敗退。16年にプロデビューし、17年に当時最速4戦目で東洋太平洋フェザー級王座、21年にWBOアジア・パシフィック同級王座を獲得。身長180センチの左ボクサーファイター。

