「黒武者」スタイルのUS王者中邑真輔が王座陥落した。メインイベントで、前王者LAナイトの挑戦を受け、11分9秒、BFT(ブラント・フォース・トラウマ)を浴びてフォール負けを喫した。24年11月、プレミアム・ライブイベントのサバイバーシリーズ大会でLAナイトから王座獲得した中邑だったが、王座保持期間は97日でストップとなった。

赤い月をバックに今大会最後の入場を飾った中邑は、王者らしく雪崩式岩石落としの大技で貫録を示したが、キンシャサ(ニーストライク)はクローズライン(ラリアット)で切りかえされた。コーナートップによじのぼったところで捕獲され、スーパープレックス(雪崩式ブレーンバスター)で大きなダメージを負った。さらにコーナートップからのダイビング・エルボードロップで追い打ちをかけられた。

何とか場外エスケープで局面打開を狙い、パイプいすを取り出した。リングに持ち込むとレフェリーに制止された中邑は、コーナーでレフェリーとLFナイトをサンドイッチにして赤い毒霧を放ったが、頭を下げて逃げられた。代わりにレフェリーに誤爆してしまった。毒霧のために場外に倒れたレフェリー不在の中、中邑は試合前に合同トレを報告していた里村明衣子の必殺技スコーピオライジングを成功。さらに追い打ちのいす攻撃を狙うと、LAナイトのキックで反撃された。マットに転がったパイプいす上に、相手必殺のBFTを浴びて顔面を打ちつけてしまった。すぐに花道から姿をみせたサブレフェリーの3カウントは入り、中邑のUS王座陥落となってしまった。

4月19、20日にWWE年間最大の祭典レッスルマニア41大会(米ラスベガス・アレジアントスタジアム)を控えたタイミングでの王座陥落は、中邑にとっては痛いところだ。

なおWWEスマックダウン大会はABEMAで放送された。