プロボクシングWBA世界バンタム級1位の那須川天心(26=帝拳)が6月8日、東京・有明コロシアムで世界前哨戦に臨むことが17日、発表された。対戦相手はWBA世界同級6位ビクトル・サンティリャン(29=ドミニカ共和国)との10回戦となる。那須川にとって今年2月、前WBO世界同級王者ジェーソン・モロニー(オーストラリア)戦に判定勝利して以来、約4カ月ぶりのリング。同日には都内のホテルでカード発表会見に臨んだ。
拳を交えるサンティリャンは23年6月、石田匠とのWBA世界同級挑戦者決定戦で来日経験があるサウスポー。ボクシング転向後、初めてのサウスポー対決となる。現在、世界バンタム級はWBA王者堤聖也(29=角海老宝石)が左右スイッチ、WBC王者中谷潤人(27=M・T)、IBF王者西田凌佑(28=六島)、WBO王者武居由樹(28=大橋)はサウスポーとなる。那須川自身も世界を狙う上で「(モロニー戦で)自分は強い選手の方が燃えるタイプだと思った。世界王者はみんなサウスポーなので、サウスポーともやってみたい」と希望していた。
17日には、昨年10月に獲得していたWBOアジア・パシフィック同級王座を返上。世界ランキングでもWBA2位、WBC1位、IBF4位、WBO2位と上位に入っており、これから世界挑戦に向けた「最終関門」となる。サンティリャンとの世界上位ランカー対決を制することができれば、今年11月に世界挑戦する見通しだ。
なお同興行ではWBC世界同級王者中谷-IBF世界同級王者西田による2団体王座統一戦、21年世界選手権バンタム級覇者で今年2月にプロデビュー戦を飾った坪井智也(29=帝拳)が2戦目でWBOアジア・パシフィック同級王座に挑戦。王座獲得となれば日本最速タイのタイトル奪取となる。

