プロボクシング元WBO世界ミニマム級王者谷口将隆(31=ワタナベ)が再起戦に臨む。20日、東京・後楽園ホールでコンドル稲葉(30=ピューマ渡久地)との51・5キロ契約体重8回戦を控える。19日には東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に出席。リミットでクリアしたコンドル稲葉に対し、100グラム少ない51・4キロでパスした。
昨年12月、タノンサック・シムシー(タイ)とのIBF世界ライトフライ級2位決定戦&東洋太平洋同級タイトル戦で1-2の僅差判定負けして以来、約5カ月ぶりのリングとなる。谷口は「1回、本当に初めてボクシングを今後どうしようかと悩んでこともあったので楽しみ。新たな、再スタートという形で。年齢的に落ちる可能性もあるとは思うが、落ちるどころかこれからが自分の最盛期だと思う。続けるためにも明日の試合は目先のことを見てしっかりとクリアしたい」と決意を示した。
対戦相手はスーパーフライ級を主戦場としており、現在、ライトフライ級で2階級制覇を狙う谷口にとっては2階級ほど上。谷口は「コンドル選手も気合が入った表情をしていましたし、自分も気持ちが引き締まって集中できている。警戒していますし、2・5キロの体重差の不安はあるが、その中で求められているものはある。それを超える試合はしたい」と元世界王者としてのプライドをのぞかせた。
前回敗れたタノンサックは6月19日、IBF世界ライトフライ級王座決定戦への出場が決まった。谷口は「自分に勝った選手ですし、悔しさはあります。これがボクシングで勝敗で天と地の差がある。勝った時に輝けるでしょうし。そうなっていきたい。世界2階級制覇はすることは夢ではなく、目標になっている。達成すべきことだと思っている。まずは明日、勝たないといけない」と精神集中していた。

