プロボクシングWBA世界ミニマム級2位松本流星(27=帝拳)が名門ジム最速のプロ7戦目の世界王座奪取を狙う。9月14日、名古屋のIGアリーナで同級1位高田勇仁(27=ライオンズ)との同級王座決定戦に臨む。30日には東京・水道橋で高田とそろって記者会見に出席した。松本は「9月14日には世界的にも注目されるビッグイベント。そこで試合させていただけることをありがたく思っている。世界にアピールできるようなしっかりした最高のパフォーマンスをみせたい」と意気込みを示した。
プロデビューから7戦目で世界王座獲得ならば、所属ジムでは14戦目でWBA世界ミドル級王座を獲得した村田諒太を抜いて史上最速となる。松本は「特に意識はしていないが、チャンスが来たら1回で取らないといけない思い。アマチュアも長くやってきて年齢的にも良い時期だと思っている。ここからビッグなな舞台がくると思う。夢のステージに上がれるように9月14日は頑張る」と気合を入れ直した。
最軽量級ながらKOできるパンチの破壊力を持つ新旧日本王者同士の対決となる。松本は「(高田を)日本王者時代から見ていて、気持ちの強い選手だなと思っている」と警戒。今回の王座決定戦はオスカー・コラーゾ(28=プエルトリコ)がWBO王座を統一し、スーパー王者に昇格したことを受けて正規王座が空位となった。松本は「コラーゾがいる限り、彼は無視できない存在。コラーゾからも無視できない存在になりたい」と口した。
同興行では、メインで4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32=大橋)がWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)との防衛戦、セミファイナルではWBO世界バンタム級王者武居由樹(29=大橋)が同級1位クリスチャン・メディナ(25=メキシコ)との3度目防衛戦が決定済み。トリプル世界戦となる。松本は「こういう大きい舞台で、井上選手と武居選手の中に埋もれないように。インパクトある勝ち方をしたいと思う」と決意を新たにしていた。

