プロボクシング日本ウエルター級11位野上昂生(24=大橋)がジム移籍2戦目でのタイトル初挑戦でいきなり2冠奪取を狙う。21日、東京・後楽園ホールで日本同級王者セムジュ・デビッド(32=中日)に挑戦する。WBOアジア・パシフィック同級王座決定戦も兼ねる「2冠戦」となる。20日には東京・水道橋で前日計量に臨み、リミット(66・6キロ)よりアンダーの65・7キロでパスしたデビッドに対し、野上も66・4キロでクリアした。
プロ4戦目でジムを移籍し、5戦目でタイトル初挑戦が巡ってきた。野上は「今までで1番良い仕上がり。WBOアジア・パシフィック王座も懸かりうれしい。しっかりと取らないといけない」と2本のベルト獲得に意欲満々。王者は東京オリンピック(五輪)ウガンダ代表で、すでに2度日本王座の防衛に成功。足を使い、多彩なコンビネーションで安定感がある。ただ野上もアマ戦績49勝18敗の実績の持ち主だけに「自分がどういう動きをするかで準備してきた。試合が始まったらやってきた練習内容を出して、そこでどうなるか。10回あるのでしっかり戦って取りたい」と冷静さを保っていた。

