世界最大級の格闘技団体ONEチャンピオンシップは2日、「ONE SAMURAI 1」(4月29日、東京・有明アリーナ)の追加対戦カード2試合を発表した。元K-1ライト級王者の与座優貴(28=team VASILEUS)が、ONEバンタム級(-145ポンド=約65.8キロ)キックボクシング世界王者のジョナサン・ハガティー(29=英国)に挑戦することが決まった。
与座はONEでこれまで3戦全勝。前戦の昨年11月「ONE173」では、武尊の足を破壊したあのスーパーレックと真っ向から蹴り合って判定3-0で圧倒した。念願の王座挑戦が決まり、Xに「ONEバンタム級世界タイトルマッチ決定 ようやく辿り着いた世界最強を証明するチャンス。必ずONEのベルトを獲る そして武尊さんと最後の試合一緒に勝つ ONE SAMURAIを代表して、ONEの世界の強豪を全員俺が倒す」と書き込んだ。
一方、ハガティーはサムエー・ガイヤーンハーダオ(タイ)やノンオー・ハマ(タイ)ら世界王者クラスの強豪を相手にONEで9勝を挙げ、前戦となる昨年2月の「ONE171」では初代K-1ライト級王者のウェイ・ルイを相手に3-0判定で快勝した。
ハガティーは「ONE173」でONEバンタム級ムエタイ世界王者のナビル・アナンに挑戦し、キックボクシングとの二刀流王者を目指す予定だった。だが試合に向けたトレーニングキャンプ中に左手の裂傷と右肩回旋筋腱板(けんばん)損傷というケガを負い、同大会を負傷欠場。復帰時期もはっきりと分からないような決して軽くはないケガだったが、与座を迎え撃つリングに戻ってくることが決まった。
またONEフライ級(-135ポンド=約61.2キロ)MMA世界王者の若松佑弥(31=TRIBE TOKYO MMA)はアバズベク・ホルミルザエフ(25=ウズベキスタン)を相手に2度目の防衛戦を行うことも決まった。
若松は昨年3月の「ONE172」で、不利という周囲の予想の中、世界最強の一角アドリアーノ・モラエス(ブラジル)に1回TKO勝ちして悲願の王座戴冠。11月「ONE173」での初防衛戦では1階級下の王者ジョシュア・パシオ(フィリピン)と戦い、2回TKOで圧倒的な攻撃力を見せつけた。若松は2度目の防衛戦に向け、インスタグラムに「4月29日防衛戦です 全てを賭けて闘います。応援宜しくお願いします!」と意気込みを記した。
相手のホルミルザエフはONE9勝1敗で8フィニッシュと高いフィニッシュ率を誇る強豪で、フィニッシュを逃したのは昨年7月の和田竜光戦だけ。この試合はホルミルザエフがハイドレーションテストをクリアできず、キャッチウエートで行われた。ホルミルザエフは圧倒的な打撃力を披露したが、和田の「おたつロック」などグラウンドで反撃を許す場面もあった。

