立ち技打撃格闘技のRISE(ライズ)は16日までに都内で「RISEエルドラド2026」(3月28日、東京・両国国技館)に向けた公開練習を開催。参加選手は練習後にメディアにも対応した。

同大会のメインイベント「RISE世界バンタム級(-55キロ)王座戦3分5回延長1回」で王者志朗(32=BeWELLキックボクシングジム)に挑むのが“最強の挑戦者”大﨑孔稀(26=OISHI GYM)。「RISEのベルトってすごい価値がある中で、志朗選手がその世界のベルトの価値を高めてくれてる状況ではあるので、それを取りに行ける、取れるっていうところは、ベルト以上の価値はあるかなって思います」と意気込んだ。

大﨑孔は22年10月に延長判定負けして以来、志朗を追いかけ続けてきた。「1歩間違えればメンヘラなんじゃないかってくらい。ストーカーに近いくらい(笑い)。でもそれだけの思いがあって、ずっと負けてから3年半くらいやってきてますし。言えるだけのものを持ってきたと思っているので、だからこそ発言してますし、それがやっと届いたかなというふうには思います」と話した。

志朗とのリベンジマッチにたどり着くまでに、鈴木真彦に勝利してRISEバンタム級王者となり、元ラジャ王者のヨーブアデーンには2回KO勝ち、、1階級上の元王者門口佳佑にも衝撃的な2回KO勝利を果たした。ガチを売りにするRISEからの“課題”は厳しかったが、満点に近い回答を出し続けた。

「ほんと、例えば(志朗と)ダイレクトリマッチとかしなくて、今思えば良かったなっていうふうには思いますね。全て心技体をそろえるのに、3年弱いろんな経験を経て作ってきたと思ってるんで。だからこそ今のタイミングがすごいベストなんじゃないかなと思います」と振り返る。

そんな大﨑孔は志朗について「本当に隙はないかなとは思います。今、-55キロにいろんなチャンピオンがいますけど、僕は志朗選手が一番強いと。今の志朗選手は本当に堅いというか、そういう選手だと思ってますし、それに勝てるのは僕しかいないと思って今回の試合を臨むので。そういう部分でも志朗選手の幻想を崩したいなというのはすごいあります」と話した。

その上で「もちろん普段から倒すために練習していますけど、簡単に倒れるとは思っていないので、そういう場合でも勝てる準備をしてきている。本当にどういう展開でも、とにかく勝つために今やっているので、向こうがどう来るか分からないですけど、僕が勝つために僕の技を当てていくというか、自分のやりたいことをやって、そうすれば勝てるかなと思います」と意欲を見せた。

兄の大﨑一貴は現RISE世界スーパーフライ級(-53キロ)王者。大﨑孔が志朗に勝てば、兄弟世界王者となる。「本当にこの先、現れないんじゃないかなっていうぐらいの本当の偉業だと思ってて。でもそれって僕が取らないと達成できないですし。でもあんまりそこに関してプレッシャーは感じてなくて。兄弟同士っていうよりも僕は今、志朗選手に勝って世界ベルトを取りたいっていうのが正直強いので。とにかく志郎選手に勝ちたいなと思います」と話した。

世界王者になった後のことについては「本当に強いヤツとやりたいですね。それに尽きるかなっていう。志朗選手が正直ゴールではないと思ってるんで。世界を見た時に本当にいろんな強い選手がいて、どんどん新しい選手が出てくるじゃないですか。そういう強いって言われている選手とやりたい」と説明し「ルールは本当に何でもいいです」と宣言した。

大﨑孔は「(ムエタイルールの)RWSだったら全然そっち行きますし、RISEルールでっていうならもちろんそっちもやりますし。どういう環境でも強いヤツが強いんで、それを見せたいです。ONEのオープンフィンガームエタイ? 僕は本当にこだわりがないんですよ。ONEのオープンフィンガーが世に出てきた時も全然抵抗なくて。むしろ『倒せるんじゃね?』っていうのがすごいあるんで。だから何でもいいです」と自信をのぞかせた。