東京プリンセスカップ準決勝2試合が行われ、プリンセスタッグ王者の辰巳リカ(34)とインターナショナル・プリンセス王者の鈴芽(27)が、23日後楽園大会で行われる決勝へとコマを進めた。

リカはセミファイナル(第6試合)で凍雅と対戦。リカは終盤、凍雅のマフラーホールドを逃れて強烈なスライディングヒップ。これはカウント2で返され、続くヒップアタック連発もはね返されたが、延髄斬りを炸裂させた。凍雅もエルボーで必死の反撃を見せたが、リカはツイスト・オブ・フェイト(変形ダイヤモンドカッター)からのミサイルヒップで14分23秒、3カウントを奪った。

一方、鈴芽はメインイベント(第7試合)でHIMAWARIと対戦。10分すぎにHIMAWARIがカウンターのお姫さま落としを決めると、鈴芽は続くサン・フラワーテンペスト(変形ジャックハマー)はさせず、切り返して熨斗紙(変形フェイスバスター)を見舞った。

鈴芽はさらにトップロープを走ってのフェイスクラッシャーを炸裂させ、最後はリング・ア・ベル(飛びつき式ダイヤモンドカッター)でHIMAWARIを仕留めた。

試合後、リカと鈴芽がリングで対峙。リカが「鈴芽かぁ~! トーナメント出会いたくなかったけど、楽しみです!」と言うと、鈴芽も「私も会いたくなかったけど、でも運命だと思って、負けません」と話し、2人はがっちり握手をかわした。

その後のバックステージでリカは出会いたくなかった理由について「いつだったか準々決勝で鈴芽と戦って、私はその時負けて。それだけじゃなくてタッグトーナメント決勝でも当たった時、私は直接鈴芽に負けて。あいつは私の天敵なんです。だから本当に当たりたくなかった」と説明。

その上で「だけど今の鈴芽の充実っぷりはもうすごい見て取れるから、どうせやるならそんな鈴芽を思いっきりつぶして、私が11年目、初めての優勝します!」と宣言した。

鈴芽も「やっぱここで(リカと)出会えることは運命だと思うし、私にとって何よりの試練だと思うので、一番星を目指して後楽園もこのまま駆け抜けたいと思います」と誓った。

〈東京プリンセスカップ成績(16日)〉

▼準決勝・時間無制限一本勝負

○辰巳リカ (14分23秒、ミサイルヒップ→エビ固め) ×凍雅

○鈴芽 (12分35秒、リング・ア・ベル→片エビ固め) ×HIMAWARI