右膝前十字靱帯(じんたい)断裂などで春場所を途中休場した36歳の安美錦は、大けがと闘いながら出場を決意した。

 8日は東京都江東区の伊勢ケ浜部屋でおっつけの動きを何度も確認し「痛みは常にある。踏ん張ると怖さがある」と顔をしかめた。

 左膝にも古傷を抱えるだけに現状は厳しいが、場所後に第2子誕生を控えており「だから休むわけにはいかないよ」と一転して目を細める。

 今場所は上位陣と総当たりの西前頭2枚目。初日の関脇妙義龍戦に向け「はたきは食わないだろうな。どう攻めようか」と策を練っていた。