大相撲夏場所(10日初日、東京・両国国技館)で大関昇進を狙う関脇照ノ富士(23=伊勢ケ浜)が、勝負の場所へ気を引き締めた。相撲協会が8日に取組編成会議を行い、初日の相手が佐田の海、2日目が大砂嵐に決定。「ナメちゃいかん。1回負けたらボロボロになる」と話した。

 大関昇進は通常、三役で直前3場所33勝が目安。15日制が定着した49年夏場所以降、昇進した62人のうち、直前3場所に平幕経験のある北尾ら4人も、直前場所は最高13勝で昇進。だが初場所で前頭2枚目だった照ノ富士は、優勝か14勝以上が条件。過去に優勝は大鵬、北の湖ら12人で、95年初場所の千代大海が最後。14勝以上は10年春場所の把瑠都(14勝)ら5人のみで「難しいなあ」と漏らした。

 朝稽古では宝富士、誉富士と19勝5敗。「(調子は)悪くはない。頑張りますよ」。今場所はCM契約が発表された永谷園などから懸賞もかかる。「(付け人に)毎日1本あげます!」。大盤振る舞いを誓い、狭き門に挑む。