大相撲の新大関照ノ富士(23=伊勢ケ浜)が23日、合宿先の大阪・堺市で約1週間ぶりに関取衆との稽古を再開した。右ふくらはぎに、うみがたまる疲労性の蜂窩織(ほうかしき)炎を発症し先週から稽古を控えていたが、この日は出稽古に来た大関稀勢の里(28)らを相手にいきなり33番こなし、20勝13敗だった。
まだ右足に痛みが残る新大関の闘志を燃え上がらせたのが、前日に奈良・葛城合宿を終えたばかりの稀勢の里だ。「大関が来るから稽古しようと思った」。先輩大関とは10番胸を合わせて4勝6敗も、上手をつかむとのけぞらす場面もあり、本番さながらの熱闘が続いた。稀勢の里から「力強さがある」と評された照ノ富士は「稽古始めなので何とも言えないっす。無理しないようにしたい」。7月12日初日の名古屋場所(愛知県体育館)へ慎重に仕上げていく。

