大関照ノ富士(23=伊勢ケ浜)が自身初の中日勝ち越しを決めた。
関脇妙義龍(28=境川)に得意のもろ差しを許す苦しい展開、に思われたが、両腕を決めて左右に振り回す。最後は左から小手を振って土俵を割らせた。
決して褒められる内容ではないが、パワーで実力者を圧倒。照ノ富士は「あんな体勢になっちゃったら(まわしに手が)届かない。もうそれ(きめる)しかないから。あんな体勢になってから焦りなくできた」と振り返った。幕内10場所目で初めての無傷8連勝には「普通。あんまり変わんない」と平然と話した。
これで優勝争いを首位で折り返した。それでも「まだ終わってないもん」と、先のことは見ていない。モンゴルからともに来日した2学年下で9日目に対戦する東前頭4枚目逸ノ城(22=湊)についても「あんまり意識していない」と、無心で取り続ける。

