関脇栃煌山(28=春日野)が負の連鎖から脱出できない。この日も東前頭2枚目・大砂嵐(23=大嶽)に、逆転の上手出し投げを食ってしまい、これで5連勝後の4連敗を喫してしまった。

 立ち合いは、もろ手突きの相手に対し、低く当たり圧力をかけ、土俵際まで押し込んだ。だが、頭を低く下げすぎたのか、体を開いた相手を見失い、逆転の投げを食った。2秒4の、あっけない一番。先場所は10勝を挙げ、大関挑戦の第2ラウンドの場所として臨んでいるが、連続2桁勝利には、残り6日で1敗しか許されない苦境に立たされた。

 立ち合いについては「今日は腰もパッと決まっていたし、悪くはなかった」と納得の様子も見せた。それでも、連勝中との違いについては「上から行っている(攻めている)感じ」と分析。「もっと下から下から攻めないといけない」と話していた。