調整法のマイナーチェンジが奏功するか-。大相撲九州場所(福岡国際センター)初日を3日後に控えた5日、初優勝が期待される大関稀勢の里(29=田子ノ浦)は、4日連続で土俵での稽古を回避した。福岡県志免町の部屋で、四股やすり足で入念な準備運動。その後は若い衆相手に、立ち合いで右前まわしをつかむ踏み込みを繰り返した。
3日には「疲労もあって休むのも大事だと思って。ずっと(秋巡業から)休みなしでやってきたからね」と、横綱日馬富士の出稽古を断り稽古を休んだ。最後に土俵に入ったのが1日。追い込み型の稀勢の里にしては珍しく初日までの1週間、土俵に入らないことになりそうだ。メリハリをつけたペース配分で、余力を残して初日に臨む調整法の変更と思われる。「順調に来てますよ。やるべきことをしっかりやって高めて行きたい」。その口ぶりに期待の高さをうかがわせた。


