10代新十両で、東13枚目の佐藤(19=貴乃花)が、2ケタ10勝目を挙げた。
33歳の北太樹(山響)に圧力をかけられ、引いたところで押し込まれ、土俵際に詰まる劣勢。これをスパッと入った左から懸命にすくい、体を入れ替えて寄りきった。
相手は幕内の経験も豊富な相手だけに「駆け引きがうまかった。ゆっくり仕切ってからパーッと(立ち合いで)出られたから、立ち遅れた」と振り返った。その後、反撃するまでの内容も「必死であまり覚えていません。立て直すしかないと。体が反応してくれました」と話した。
優勝争いは、2敗で千代の国(25=九重)と並びトップを走る。朝稽古では師匠の貴乃花親方(43=元横綱)から「頭のてっぺんから足の先まで体をほぐせ! 押して崩して、押して崩してしかないよ!」とアドバイスされているという。「残り4番、3番…と精神的には楽になってきます。目の前の1番に勝つことだけです」と力強く話した。

