日本相撲協会は6日、大相撲初場所(8日初日、東京・両国国技館)の取組編成会議を開き、初日と2日目の取組を決めた。
昨年九州場所で優勝した横綱鶴竜(31=井筒)は初日、小結栃ノ心(29=春日野)との対戦で連続優勝へのスタートを切る。残る2横綱は、日馬富士(32=伊勢ケ浜)が小結高安(26=田子ノ浦)と、白鵬(31=宮城野)は新関脇の正代(25=時津風)と初日に当たる。
高いレベルの優勝や内容次第で横綱昇進の声も期待される大関稀勢の里(30=田子ノ浦)は東前頭筆頭の宝富士(29=伊勢ケ浜)と初日に対戦。かど番大関の琴奨菊(32=佐渡ケ嶽)は、西前頭2枚目まで番付を上げた荒鷲(30=峰崎)の挑戦を受ける。
新関脇の正代は2日目に荒鷲、もう1人の新関脇玉鷲(32=片男波)は初日に東前頭3枚目の隠岐の海(31=八角)と対戦する。
注目力士では、西前頭4枚目の遠藤(26=追手風)が初日に東前頭5枚目の豪風(37=尾車)、2日目に西前頭3枚目の勢(30=伊勢ノ海)と対戦。新入幕で東前頭12枚目の貴景勝(20=貴乃花)は初日に西前頭11枚目の錦木(26=伊勢ノ海)と、2日目に東前頭13枚目の臥牙丸(29=木瀬)と当たる。
十両以上の休場者は、いなかった。なお初日、2日目の三役以上の取組は以下の通り。
【初日】(左が東)
玉鷲-隠岐の海
荒鷲-琴奨菊
照ノ富士-松鳳山
御嶽海-豪栄道
稀勢の里-宝富士
白鵬-正代
高安-日馬富士
鶴竜-栃ノ心
【2日目】(左が西)
正代-荒鷲
玉鷲-稀勢の里
琴奨菊-隠岐の海
高安-照ノ富士
豪栄道-栃ノ心
松鳳山-鶴竜
宝富士-白鵬
日馬富士-御嶽海