横綱白鵬(33=宮城野)が、若手の勢いにタジタジ? となった。

 大相撲夏場所(13日初日、東京・両国国技館)に向けて、都内墨田区の時津風部屋で出稽古。まずは200キロを超す巨漢の関脇逸ノ城(湊)を稽古相手に指名。「自分は調子がいいと思って半身で行ったけど、半身じゃあ重かった」と振り返るように、ガップリ四つに組んで胸を合わせると力負け。取組後に「あ~、重い!」と苦笑いするなど2勝4敗と苦戦。2番目には稽古慣れしている正代(時津風)を指名し5連勝。だが、最後に指名した豊山(同)には最初の一番で押し出した後、一気に持って行かれるなど5連敗で終了。結局、17番取って8勝9敗と負け越しで終わった。

 稽古後は、逸ノ城を「重さにうまさもある」と褒めた。豊山には「後の先を、ちょっと意識したからね。最初にやった逸ノ城が強くてガソリン切れだ」と笑いつつ「よくやったんじゃないか」と評価。肩で息をしながら、新進気鋭の若手の台頭を心地よさそうに感じ取っていた。