八角理事長「必死さが稀勢の里にはあった。ただ…」

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<大相撲秋場所>◇3日目◇11日◇東京・両国国技館

8場所連続休場から復活を目指す横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)が、連日の大逆転で3連勝を飾った。初顔合わせとなった24歳の新鋭、東前頭2枚目の豊山に土俵際まで押し込まれながらも、最後は突き落とした。現役力士で最も勝率の高い、初顔合わせの強さは健在。加えて「逆転の稀勢の里」ともいえる、土俵際の強さ、執念が、進退を懸ける場所で際立っている。

八角理事長(元横綱北勝海)の話 勝負に対する執念、必死さが稀勢の里にはあった。ただ、自分で演出してしまったところはある。上手は絶対に離してはいけない。もっと引きつけなければ駄目で、まだ勝負どころが甘い。豊山は動いて残ってよく頑張った。

幕内後半戦の錦戸審判長(元関脇水戸泉)の話 稀勢の里から勝ちに対する執念を感じた。普通なら、あそこで勝負をあきらめている。(物言いがついた一番の場内説明で正代を「豊山」と言い間違え)新米はなかなかうまくいかない。同じ部屋でいつも一緒にいるから間違えてしまった。

現役時代、稀勢の里の兄弟子だった西岩親方(元関脇若の里)の話 ひやひやだけど勝って良かった。万全ではないが横綱のプライド。必死な姿が稀勢の里の相撲で、それが伝わってくる。今場所は横綱相撲を取れなくても、何が何でも泥臭く白星を取ってほしい。

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  • 支度部屋で静かに目を閉じる稀勢の里(撮影・小沢裕)
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