日本相撲協会は26日、大相撲秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。

幕内昇進は4人で、剣翔(28=追手風)はうれしい新入幕を果たした。追手風部屋からは、現師匠(元前頭大翔山)が部屋創設後として今年春場所の大翔鵬(24)以来、9人目の幕内力士誕生となった。東京都出身では15年名古屋場所の英乃海(30=木瀬)以来、戦後30人目。日大からは17年九州場所の大奄美(26=追手風)以来、37人目となった。再入幕は、幕内復帰2場所ぶりの石浦(29=宮城野)、3場所ぶりの豊山(25=時津風)、史上2位のスロー復帰となった30場所ぶりの東龍(32=玉ノ井)の3人となった。

十両昇進は4人で、玉木改め朝玉勢(26=高砂)と魁勝(24=浅香山)は、うれしい関取の仲間入りを果たした。朝玉勢は、高砂部屋からは17年春場所の朝乃山(25)以来の新十両で、三重県出身では16年名古屋場所の志摩ノ海(30=木瀬)以来、戦後12人目。近大からは朝乃山以来、12人目の関取輩出となった。魁勝は、浅香山部屋からは現師匠(元大関魁皇)が14年2月1日に部屋創設後、初めての関取誕生。愛知県出身では、14年九州場所の出羽疾風以来、戦後26人目の新十両となった。青狼(31=錣山)と彩(27=錣山)は、ともに2場所ぶりの十両復帰となった。

秋場所は、9月6日の取組編成会議で初日、2日目の対戦相手が決定。8日の初日を迎える。