集団脱走の式秀部屋、残った力士もモラハラ受け止め

4日に集団脱走した式秀部屋の力士らが7日、東京都内で日本相撲協会のコンプライアンス委員会から聞き取り調査を受けた。すでに部屋を飛び出した力士9人は調査を受けていたが、あらためて事情を聴かれたほか、調査の対象は部屋に残っていた力士、行司、床山らにも広がった。コンプライアンス委員会は聞き取りを終え次第、協会側に調査結果を報告する見通しになっている。

力士らの多くは、おかみさんによる過度な指導が心的負担になったことを訴えている。モラルハラスメントとして受け止めている力士は、脱走した者だけでなく、部屋に残った力士にもいるとみられる。すでにコンプライアンス委員会は、体調不良のため指導が十分でなかった式秀親方(元前頭北桜)とおかみさんには口頭で注意し、力士は5日に部屋に戻った。親方は出直しを決意しているが、再発防止のためにも調査は継続される予定だ。