大相撲史上初の東大出身で西三段目10枚目の須山(26=木瀬)が現役最重量力士を破った。身長190.5センチ、体重252キロの出羽ノ城(30=出羽海)を足取りで破り、3勝1敗とした。
182センチ、115.5キロの最高偏差値力士が、最重量力士に立ち向かった。立ち合い、左から回り込み腕をたぐろうとしたが「ダメでした」。そこから両手で突っ張り、右左交互に突っ張り…を繰り返し、相手の足を止めると、最後は両手で左足を持ち上げて転がした。
「新感覚。芯をとらえられない感じ」と驚きつつ、「3つ想定したうちの1つがはまった」と計算通りの完勝だった。
「初めはちょっと怖かった」と取組を振り返る。自身は約118キロまで増量中というが、相手は倍以上の体重。「これくらいの体重になっても倍(の力士)がいる。恐ろしい」と打ち明けた。
自己最高位で臨む今場所で、勝ち越しに王手をかけた。「順調だなと思う」としながら「勝ってる相撲は全部ギリギリ」と気は緩んでいない。4場所連続勝ち越しへ「変わらない気持ちで次の一番に集中したい」と引き締めた。【飯岡大暉】

