前日13日の2日目に、2場所連続全休から169日ぶりに白星を挙げた横綱照ノ富士(33=伊勢ケ浜)が、連勝で2勝1敗と白星を先行させた。

大関経験者の霧島を相手にまわしが取れない厳しい体勢。しかし、左から抱え込みながらじわじわと圧力をかけ、左上手を取ってもあわてず、約1分30秒をかけて寄り切った。

霧島には20年九州場所の初顔合わせ以来、これで13連勝となった。

初日に小結若隆景に敗れたが、前日は苦手の前頭隆の勝に苦しめられながらも、得意の右四つから寄り切った。客席にはドルジハンド夫人、2歳の長男照務甚(てむじん)くん、モンゴルから来日した母オヨンエルデネさんを招いており「お母さんと奥さん、子どもが見に来ていたので勝っている相撲を見せられて、よかったと思います」と、白星をかみしめていた。

その2日目の取組後には「今場所で自分の全てを出し切ってやりたい」や「後先考えずにやりたい」などと、今場所に懸ける思いの強さをのぞかせていた。徐々に、10度優勝を飾った強い横綱の姿を取り戻してきた。4日目は、最近6度の対戦成績が勝ったり負けたりを繰り返し、3勝3敗(不戦敗1つを含む)の前頭翔猿戦に決まった。勢いに乗ってきたところで、くせ者を迎え撃つことになった。

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