西前頭3枚目の王鵬(24=大嶽)が玉鷲を寄り切りで破り、10日目に勝ち越しを決めた。立ち合いから持ち前の突き押しで前に出た。相手に押し返されても慌てず、左を差しながら右上手を引いて寄り切った。優勝を争う2敗をキープし「強く当たれたのでよかった」と今場所好調の要因、立ち合いで大ベテランを圧倒した。「しっかりいい相撲がとれている」と手応え十分。1差で初優勝を狙える位置だが「毎場所、負けがこむまで優勝を狙っているので」と力強かった。

今場所は初日から三役、大関を立て続けに破って6連勝。一皮むけた相撲を取っている。「今までしっかりやってきたことが出ている。積み重ね。基礎運動とか。攻められてるのはいいこと。続けていきたい」と胸を張った。

昨年九州場所では三役昇進を確実視されながら見送られた。「(三役などは)毎場所、思っているので今急にというのはないです」。大横綱大鵬の孫が2敗で勝負の終盤戦を迎える。

SNS内では「落ち着いて貫録が出てきている」「優勝…ありえますな」などの声が寄せられた。

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