日本相撲協会は29日、東京・両国国技館で大相撲名古屋場所(7月13日初日、IGアリーナ)の番付編成会議と臨時理事会を行い、大関大の里(24=二所ノ関)の横綱昇進を全会一致で承認した。「第75代横綱大の里」が、正式に誕生した。

これを受けて、協会は理事の出羽海親方(元前頭小城ノ花)、審判部の秀ノ山親方(元大関琴奨菊)を、昇進を伝える使者として、茨城・阿見町の二所ノ関部屋に送った。伝達式後、出羽海親方は「今の相撲の内容で、頑張ってくれれば。(豊昇龍とともに)東西の横綱がそろったので。若い力士の手本になるような」と、変わらずに実力を発揮することを願った。

大の里が新横綱として臨む、名古屋場所の担当部長でもある同親方は「すごく盛り上がると思います。千秋楽に横綱同士の取組を見ることができますし」と、例年猛暑の名古屋場所が、一段と熱気に包まれることを期待した。

使者として東京・両国国技館から訪れたとあって「道中、長かったのでは」と問われると「うん」と即答。「1時間ちょっとかな」と続けながらも、横綱誕生は相撲協会最大ともいえる慶事だけに、笑顔で祝福していた。