幕内藤ノ川(20=伊勢ノ海)の父、甲山親方(53=元幕内大碇)が、NHKアナウンサーとの「決まり手裏話」を明かした。この日、相撲博物館で行われた親方トークイベントに出演。甲山親方は本場所中、決まり手係を担当しているため、決まり手が話題になった。
明らかな決まり手は、アナウンス担当の行司が自己判断して発表する。行司が判断に迷う時は、ビデオ室の決まり手係の親方に内線を入れて確認する。
甲山親方は「NHKのアナウンサーは瞬時に(決まり手を)言うでしょ。だからすごい勉強されているんです。僕らよりも早く決まり手を勉強されている先輩、年上のアナウンサーがいるわけですよ。だから、そっちに(決まり手の判断が)寄る時があります」と打ち明けた。
一方、NHKアナの実況と、甲山親方では、決まり手が異なることもある。特に藤井康生アナウンサーとは見解が異なることがあり、甲山親方が判断した決まり手を疑問視されたこともあったという。
「幕内でたまたま僕が(解説で)向正面に座って、藤井アナウンサーが正面だった時、決まり手の話になって、現場で言ってしまおうと思い、『藤井さんとはなかなか合いませんよね』と言ったことがありました。かみ合わず。(アナウンサーの判断に)寄せる時もあります」
知られざる内幕を披露し、来場者を喜ばせていた。

