横綱豊昇龍は大関琴桜を下して2敗を守った。がっぷりの右四つから下手で振り、引きに乗じて寄った。「しっかり落ち着いて、相手を見ながら慌てず相撲を取りたいと思ってたんで、良かったと思います」。11勝目を挙げ、大の里とともに優勝争いの首位を守った。
前日の後味の悪さを引きずらなかった。高安に勝った後の駄目押しを粂川審判長(元小結琴稲妻)に注意された。師匠の立浪親方(元小結旭豊)はこの日「あれはしょうがない。そういう精神状態でやってるんで、急に止まることもできない。あれはしょうがないと思う」とし、この件について特に豊昇龍とは話をしなかったという。
豊昇龍は残り2日間、安青錦と大の里との対戦を控える。優勝を争う力士との直接対決になるが「そういうのは気にしていない。1日1番集中して相撲を取りたい」と話した。

