横綱大の里(26=二所ノ関)が東前頭筆頭の藤ノ川(21=伊勢ノ海)に敗れ、初日から2連敗となった。
立ち合いから攻め込んで、右を差して寄り切ろうとしたが、土俵際で藤ノ川に突き落としを食らった。場内には驚きの声が響く中、NHK中継で解説を務めた元大関貴景勝の湊川親方(29)も「わー」と思わず声を出した。
大の里は左肩痛で春場所を途中休場し、夏場所は全休。休場明けで迎えた今場所は初日に義ノ富士に敗れて黒星発進しており、2日目も白星を挙げることはできなかった。
これで初場所千秋楽の黒星から春場所の不戦敗を含めて7連敗。白星は初場所14日目の安青錦戦以来、遠ざかっている。藤ノ川には春場所でも敗れており、対戦成績は2戦2敗となった。
湊川親方は「最後は(右を)差せたので横綱の展開になったんですけど、少しこう攻め急いでしまったのかなっていう相撲でした」と大の里の敗れた一番を振り返った。
横綱として後のない戦いが続く。3日目は湊川親方の弟子でもある西前頭筆頭の隆の勝と対戦する。
湊川親方は「気持ちの強さというのが本当にこう大事なんだなと改めて感じた一番でしたね。横綱も決して弱くなってるわけじゃないので、気持ち1つで3日目から立て直せる。もう終わったことはしょうがないので、明日から切り替えて頑張ってほしいです」と奮起を促していた。

