横綱大の里(26=二所ノ関)が、復調してきた。西前頭3枚目の伯乃富士(22=伊勢ケ浜)を寄り切り、3連勝。4勝3敗として、今場所初めて白星を先行させた。右でかち上げ、左はおっつけてから左四つ。右もおっつけて前に出ると、相手に何もさせずに寄り切った。
「落ち着いて対応できました。こういう相撲ができて良かったと思います」。自らも納得できる好内容だった。先場所まで休場の原因となった左肩は問題なく、左おっつけが効いた。過去の対戦成績は2勝3敗と負けが先行した相手だったが、「相手どうこうじゃなく、自分の相撲を取ることができてよかった」とし「気持ち的にだいぶ楽になってきた」と本音も漏らした。
土俵に上がり続けたことで、日に日に相撲勘は戻ってきている。「1日1番しっかり、また明日から集中していきたいです」。この相撲が続けられるなら、後半戦から優勝争いに加わってもおかしくない。

