日本相撲協会は31日、大相撲秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。

前頭筆頭に、佐渡ケ嶽部屋の兄弟が並んだ。東の兄・琴勝峰(26)は7月の名古屋場所で6勝9敗。西関脇から3場所ぶりの平幕に下がり、巻き返しを期す。

西の弟・琴栄峰(23)は6枚上げ、幕内で最も番付を上げた。名古屋場所は11勝4敗で敢闘賞を獲得。西前頭筆頭で勝ち越せば、新三役昇進が見えてくる。

名古屋場所で11勝4敗とし、敢闘賞を受賞した高安(36=田子ノ浦)は5枚上げて東前頭2枚目に入った。成績次第では三役復帰も視野に入る位置。ただ、24日の夏巡業で左足を負傷し、左内転筋筋損傷の診断を受けて巡業を離脱しており、状態が心配される。

東前頭6枚目には朝乃山(32=高砂)、西前頭6枚目には一山本(32=放駒)が入った。同学年で親交が深い2人の対戦は24年名古屋場所以来ない。その一番で朝乃山は左ひざ前十字靱帯(じんたい)断裂の重傷を負った。実現すれば2年ぶりの顔合わせとなり、注目を集めそうだ。

名古屋場所を全休した若隆景(31=荒汐)は、東関脇から東前頭12枚目に番付を落とした。場所前にコンパートメント症候群と診断され、手術を受けた。治療を最優先しており、復帰のめどは立っていない。秋場所も全休の見通しとなっている。

若隆景を除き、幕内で最も番付を下げたのは王鵬(26=大嶽)。10枚下げて東前頭12枚目となった。

名古屋場所を途中休場した若ノ勝(22=湊川)は5枚下げ、東前頭16枚目。先場所は初日から5連勝と勢いに乗ったが、6日目の藤凌駕戦で右大腿(だいたい)骨骨挫傷を負い、7日目から休場していた。