◇8月19~25日◇東京ドームほか

中学硬式野球の5団体が交流して日本一を争う大会、各地区の予選を勝ちぬいたチームによる「第18回全日本中学野球選手権大会ジャイアンツカップ」は、関東連盟から中本牧など4チームが出場。中本牧が逆転サヨナラで優勝した。

【準決サヨナラ! 決勝逆転サヨナラ!! 「富士山の頂上まで登ることができました」―76歳村上監督】

リトルシニアが4強を占めた準決勝、決勝を、中本牧が連続サヨナラ勝利で29年ぶり2度目の優勝を手にした。準決勝は北摂(大阪)を相手に2-2で迎えた最終7回無死満塁から「直球を狙ってました」という田中歩希(3年)が中前打を放った。

橿原磯城(奈良)と対した決勝は1点を追う7回に2-2と同点とした2死二塁、廣田健吾(3年)が中前に転がし、二塁走者の小林鉄三郎(3年)が本塁ベースを手ではたいた。5回の同点機に凡退していた廣田は「焦ったけど、最後に打てました。親に感謝します」とスタンドに向かって叫んだ。

春夏制覇を目指した2週間前の日本リトルシニア日本選手権決勝で世田谷西に敗れていた。「まだ8合目だ」とナインを激励してきた76歳の村上林吉監督は「日本一の富士山の頂上まで登ることができました。選手を褒めてやりたい」と涙ぐんでいた。