NGT48が2日、新潟・NGT48劇場で新公演となる「誇りの丘」公演の初日を行った。

 今年9月から全国のパチンコ店で導入される「ぱちスロAKB48」シリーズ最新作に搭載される楽曲を中心に構成され、今後の発表に先駆けて同グループが公演演目として披露する。加藤美南(18)の「新公演いくぞー!」のかけ声を合図に幕開けし、どよめき交じりの会場を盛り上げた。

 これまではAKB48の過去の演目のお下がりである「PARTYが始まるよ」、「パジャマドライブ」公演を行ってきた。新たな楽曲での公演開催はグループ初で、キャプテン北原里英(26)は「新潟の先生が振り付けしてくれたり、衣装も新しくてNGT48みんなでつくりあげた実感が大きい。『(NGTが)今、波にのってるぞ!』という公演です」と胸を張った。

 同公演ではユニット曲とアンコールでの楽曲に研究生枠を設け、毎回研究生が2人参加して計18人で行う。この日はAKB48と兼任する柏木由紀(25)も含めたチームN3メンバー16人に加え、研究生の奈良未遥(19)と西村菜那子(19)が出演した。初披露となった曲は、公演名にもなった「誇りの丘」など全員曲が4曲、ユニット曲が6曲の計10曲。アンコールではデビュー曲の「青春時計」やカップリング曲の「暗闇求む」なども組み入れ、全部で計13曲の構成となった。

 ユニット曲では、和傘やクマの縫いぐるみ、冷蔵庫など小道具も多く使い、観客を楽しませた。これまでの公演では計2回ずつしか出演できなかった柏木は、取材陣に今公演での目標出演回数を聞かれ「2桁目指して頑張ります」と宣言した。