NGT48の鈴木凛々花(16)が10月いっぱいでグループを卒業、芸能界を引退する。新潟市出身で22年に3期生として加入。24年の第6回AKB48グループ歌唱力NO・1決定戦決勝大会に進出するなど、得意の歌や、独特なキャラクター生かして存在を示してきた。3年間のアイドル活動を振り返った。

【取材・構成 斎藤慎一郎】

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-卒業を8月27日の劇場公演で発表

「実は2年くらい前から卒業は考えていて、自分の中では整理がついていたんです。ただ、発表の時は涙ぐんでしまいました。ファンの方の視線を浴びて、話そうと覚えていたことが飛んでしまい…。緊張ではなく、ぐっすりした睡眠から悪夢で起きたような感じでした(笑い)」

-卒業公演は10月に予定

「まだ詳しくは決まっていないのですが、やっぱり懐かしい曲とかいろいろやりたい。皆さんがエモい気持ちになるように」

-印象に残っているステージは

「研究生公演の初日ですね。たくさんのペンライトの光があって、ファンの人に応援してもらって、本当にアイドルになったんだなって思いました」

-昨年は歌唱力NO・1決定戦の決勝大会に進出

「大きなステージで1人で歌って、でも、緊張はしていなかったんです。ずっと練習してきて、新しい自分を見つけられた気がした。あの後は歌える曲のジャンルが増えた気がします」

-NST新潟総合テレビのバラエティー番組「潟ちゅーぶ」ではリポーターやインタビュアーも

「私、焦っちゃうタイプなんです。リポートや街角インタビューの時は何を言えばいいのかな、って本当に焦って。頭をフル回転させて出てきた言葉が変で…(笑い)」

-NGTに入って自身の変化は

「最初の頃は同期を呼び捨てできなかったり、名前で呼べなかったり。人との距離を詰めるのが得意じゃなかった。でも、先輩や年齢の違う人たちと接して、コミュニケーションがとれるようになって、人間的に成長できたと思います」

-卒業までにやりたいことは

「同期の喜多花恵ちゃんに、卒業発表をするよ、と伝えた時に『2人でユニットをやってみたかった』って言われたんです。私がいなくなることで花恵ちゃんの夢もかなわなくなっちゃうんだ、って切なくなって。今からでもできないかな…と」

-3年間を振り返って

「やっぱり濃かったです。それまで、真剣にやるということがあまりなかった。アイドルになって初めて本気になるということを知りました。卒業後はやりたいと思うことがあるので、その道に進みたいです。勉強も頑張ります!」

-NGT48とは

「新しい自分を見つけた場所かな。何が個性で、自分がどんな人間かも分からなかったんです。NGTに入ってから、いい意味で人とは違う部分や、自分の好きなことをたくさん見つけられたと思っています」

◆鈴木凛々花(すずき・りりか)2008年(平20)9月30日生まれ、新潟市出身。22年に3期生としてNGT48に加入。24年に正規メンバーに昇格。特技は童謡を歌うこと、逆上がり。血液型O。