「咲ドル火曜日」の第2週「素顔のボイメン研究生関西」は村上直哉(17)が登場します。身長181センチ、キッズモデル出身の村上は、ボイメン・グループでのモデルポジションを狙っている。オシャレが好きで、服へのこだわりも語る。

ポーズを決める村上直哉(撮影・上田博志)
ポーズを決める村上直哉(撮影・上田博志)

村上は3歳から中学1年ごろまでキッズモデルをしていた。その経験からポーズの決め方には自信があるという。「ずっと勉強してたし、宣材写真とかを撮るときも何も考えなくても(ポーズが)出るくらい練習をしてたので、それには自信があります」。カメラを向けられると、自然とウインクなどを披露する。

モデル業と同時に、小学1年から6年までダンスも習っていた。「久しぶりにダンスをやってみたかったのと、ダンスをしているときが何も考えず、自分らしくできてたかなって思った。歌もやってみたかったし」と考え、17年に行われた研究生関西のオーディションに挑戦した。

グループ加入時は175センチほどだった身長は最近また1センチ伸び、181センチに。メンバーの中でも一番背が高い。手足も長く、そんな体形やモデルの経験を生かしてかなえたい夢がある。

「今まで、ボイメンさんの中でモデルにめちゃめちゃ特化した方っていらっしゃらないと思うので、僕がその立ち位置になれればいいな。モデルの仕事とか、自分の好きなブランドの服のカタログに出られたらいいな」

熱心に語る村上直哉(撮影・上田博志)
熱心に語る村上直哉(撮影・上田博志)
笑顔で話す村上直哉(撮影・上田博志)
笑顔で話す村上直哉(撮影・上田博志)

ボイメンといえば衣装の学ランがトレードマーク。村上には衣装でも夢がある。「長ランを着たい。(ボイメン)水野勝さんとかが着てるような。身長があるから着られる長ランを自分の衣装で欲しい」とも語った。

そんな村上のブログには、ウインクなどのポーズと一緒に、オシャレな私服の写真が掲載されている。「僕のプライベートの9割は服」と話すほど、ファッションにこだわりがある。

「僕の中で服っていうのはつらいときとか、いろんなことがあっても、服のことを考えていたら自然と忘れてる」

服を買うときは「迷ったら買わないし、絶対欲しいと思ったら買う」という。いいと思ったものは即決で購入する。そこには村上の性格が表れていた。

「自分が思っていることは制御したくないというか、やりたいと思ったことは最後までやりたいし、やりたくなくなったらやめるっていうのを、ちゃんと決めてる」

中途半端が嫌いな性格。それゆえ、今欲しい服を聞かれると「ないです」と答えた。「迷って変に買っちゃうことがないんで」。不要だと思う服も「(そのとき)欲しいと思って買ってるからないですね」と言い切った。

耳を傾ける村上直哉(撮影・上田博志)
耳を傾ける村上直哉(撮影・上田博志)

服への興味や自分の表現の仕方は「ファンの方に感謝です」と話す。それらをしっかり意識するようになったのは、研究生関西の活動を始めてからだといい「ファンの方がいなかったらこんなに服が好きじゃないし、誰かに見られてるって気持ちもない」。

7日に17歳になった。「17歳は余裕がないくらい、いろんなことがあるような年にしたい。ファンの方には、今の村上直哉で満足しないでほしい」と意気込んだ。恵まれたスタイルと経験を生かし、「ボイメンのモデル」の位置をつかみにいく。【星名希実】

◆村上直哉(むらかみ・なおや)2003年(平15)3月7日、兵庫県生まれ。特技・趣味は歌。血液型A。